【2024年最新版】三井住友海上火災保険の年収・給与を解説！平均年収747万円

2024年1月20日

就活生・転職希望者から高い人気を誇る三井住友海上火災保険。結論、年収は日本トップレベルです。在籍者へのヒアリングも踏まえ、初任給・平均年収・中途採用時の年収・職種別年収・残業・福利厚生等を徹底解説します。

三井住友海上火災保険のことが知りたい、転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

本記事の要点はこちら

三井住友海上火災保険の年収・年収推移は？: 三井住友海上火災保険は上場企業なので平均年収が公開されています。有価証券報告書によると、2023年度3月期における三井住友海上火災保険の平均年収は747万円となっています。

年度平均年収平均年齢
2023年度3月期 747万円 41.9歳
2022年度3月期 739万円 41.5歳
2021年度3月期 737万円 41.2歳
2020年度3月期 742万円 40.9歳
2019年度3月期 738万円 40.7歳
出典：三井住友海上火災保険の有価証券報告書

dodaが公表しているIT/通信業界の平均年収は436万円、国税庁の民間給与実態統計調査による日本人の平均年収は458万円なので、日本における一般的な年収水準を大きく上回る企業であると言えます。

三井住友海上火災保険の職種別・年齢別平均年収は？

オープンワークに登録されているデータを参照すると、以下の通りです。

職種	平均年収
営業	671万円
事務	472万円
損害サポート	503万円
総合職	919万円
本社	773万円

出典：オープンワーク

年齢別で見てみると、20代でも平均600万円前後の年収を得られる可能性が高いことが分かります。

年齢帯	平均年収
25歳	457万円
30歳	597万円
35歳	712万円
40歳	804万円
45歳	886万円
50歳	984万円
55歳	1,128万円

出典：オープンワーク

三井住友海上火災保険の役職別の年収は？: 三井住友海上火災保険の役職別年収です。年収1,000万円台は課長代理クラスで到達、年収2,000万円台は部長クラスで到達するようです。

役職年収年次
担当 400~550万円 1~4年目
主任 550~700万円 5~10年目
課長代理 700~1,100万円 11~16年目
課長 1,200万円～評価による
部長 1,500万円～評価による
三井住友海上火災保険の役職別年収

三井住友海上火災保険はどんな会社？

三井住友海上火災保険は、主に損害保険事業を行っており、自動車保険、火災保険、海上・輸送保険、企業向け保険など多岐にわたる保険商品を提供しています。また、生命保険や再保険事業も手掛けています。国際的にも積極的な展開を行っており、世界各国に子会社や支店を持っています。これにより、国際ビジネスを行う企業に対する保険サービスも提供しています。

また、三井住友海上火災保険は、MS&AD保険グループの一員です。このグループは、三井住友海上を含む複数の保険会社から構成されており、日本国内外で広範な保険サービスを提供しています。

会社名	三井住友海上火災保険株式会社
本社	東京都千代田区神田駿河台3-9
従業員数	12,572名(単体)
資本金	1,395億9,552万円

出典：三井住友海上火災保険公式HP

三井住友海上火災保険の平均年収は747万円

三井住友海上火災保険は上場企業なので平均年収が公開されています。有価証券報告書によると、2023年度3月期における東京海上日動火災保険の平均年収は747万円となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2023年度3月期	747万円	41.9歳
2022年度3月期	739万円	41.5歳
2021年度3月期	737万円	41.2歳
2020年度3月期	742万円	40.9歳
2019年度3月期	738万円	40.7歳

出典：三井住友海上火災保険の有価証券報告書

三井住友海上火災保険と競合他社の年収比較

三井住友海上火災保険と、競合他社との年収比較です。業界大手ということで、最も高い平均年収であることが分かります。上から2番目の平均年収となっています。

社名	平均年収（2023年3月期）
東京海上日動火災保険	863万円
三井住友海上火災保険	747万円
あいおいニッセイ同和損害保険	669万円
損害保険ジャパン	637万円

出典：各社の有価証券報告書

三井住友海上火災保険の年収、給与・業務内容

三井住友海上火災保険の年収がどう決まるのか、解説していきます。三井住友海上火災保険の年収は一般的な年収構成になっており、基本給＋残業代＋賞与（年二回）となっています。

三井住友海上火災保険の賞与・ボーナス

三井住友海上火災保険の賞与支給は年2度となっており、評価によって賞与額が決定されます。大体基本給の4～5か月分支給されます。期初に立てた目標を達成したかどうかを上長との面談の中で確かめた後、評価が決定され賞与額に反映されることになります。とはいえ、評価が高くても大きく賞与額が変動することはないようです。

7年目くらいまではほぼ年功序列。そこからじわじわと評価による給与幅が拡大する。
出典：オープンワーク

三井住友海上火災保険の職種別・年齢別年収

オープンワークに登録されているデータを参照すると、以下の通りです。

職種	平均年収
営業	671万円
事務	472万円
損害サポート	503万円
総合職	919万円
本社	773万円

出典：オープンワーク

年齢別で見てみると、20代でも平均600万円前後の年収を得られる可能性が高いことが分かります。

年齢帯	平均年収
25歳	457万円
30歳	597万円
35歳	712万円
40歳	804万円
45歳	886万円
50歳	984万円
55歳	1,128万円

出典：オープンワーク

三井住友海上火災保険の役職別年収

三井住友海上火災保険では役職が大きく5つに分かれています。

新卒では役職無しでスタートし、4年目に主任に昇格します。徐々に昇給し、30歳頃にはほぼ確実に年収700万円程まで到達します。以下は三井住友海上火災保険の役職毎の年収イメージです。

役職	年収	年次
担当	400~550万円	1~4年目
主任	550~700万円	5~10年目
課長代理	700~1,100万円	11~16年目
課長	1,200万円～	評価による
部長	1,500万円～	評価による

三井住友海上火災保険の役職別年収

三井住友海上火災保険で年収1,000万円は達成できる？: 課長代理に昇進し、数年経過すれば達成できます。課長に到達すれば1,200万円は超えます。課長代理まではある程度自動的に昇格するので、13年前後働いて順調に昇進すれば、年収1,000万円到達は固いと推測されます。
三井住友海上火災保険は転勤が多い？: グローバルコースは地方・海外と転勤の辞令が出されることは珍しくないので、東京で働きたいという強い気持ちのある人は事前に知っておいた方が良いかもしれません。
三井住友海上火災保険のローカル社員（地域社員）の年収は？: 地域社員の年収は、概ねグローバル社員の6~7割程度となるでしょう。

三井住友海上火災保険のサービス内容

三井住友海上火災保険が提供するサービス内容の具体的内容について解説します。知名度の高い国内損害保険事業を中心に、金融周りで多角的な事業展開を行っています。

事業名	事業内容
国内損害保険事業	国内損害保険シェアNo.1、グループ全体で多様なお客さまのニーズに万全に対応する
国内生命保険事業	グループ内の異なる特徴を持つ2つの生命保険会社が強みを活かし、保障性商品と資産形成型商品を展開
海外事業	グループ全体で48の国・地域に広がるネットワーク。なかでもASEAN地域において、域内総収入保険料（損害保険）No.1
金融サービス事業	新しい金融商品・サービスの開発・提供を通じて、保険・金融グループとしての総合力を発揮
デジタル・リスク関連サービス事業	グローバルなリスクソリューション・サービス事業を展開し、保険事業とのシナジーを発揮

出典：三井住友海上火災保険の公式HP

三井住友海上火災保険の初任給

三井住友海上火災保険の初年度年俸は、同社HPに掲載されています。他日系大手企業と同水準の初任給になっています。

三井住友海上火災保険の初年度年俸

グローバルコース
- 大卒：264,000円/月
- 院卒：280,000円/月
ワイドエリアコース
- 大卒：221,800円/月
- 院卒：237,800~250,510円/月
エリアコース
- 大卒：202,290~215,000円/月
- 院卒：218,290~231,000円/月

三井住友海上火災保険の女性の働きやすさ

三井住友海上火災保険は女性が非常に働きやすいという意見が多くあります。ただ、業務内容はほぼ同じにもかかわらず、「異動を許容するかどうか」で年収は大きく変わってしまうという現実があり、不満を抱えている女性社員もいるようです。

男性と女性の業務内容の差はほぼなくなってきているが、同じ業務内容に関わらず、転勤の有無で処遇が大幅に違う事に不満を持つ女性社員が多い。
出典：オープンワーク

転勤を伴う異動有無により給与差が発生する。異動以外は基本的に業務内容は同じであるため、異動を希望しない女性社員は給与面でやりがいを感じにくい傾向にある。
オープンワーク

女性社員の年収は男性社員よりも低いですか？

男女で年収格差がつくことはありません。一方で、転勤を伴う職種に就くと、転勤を伴わない職種の方より年収が

大幅に高くなります。

三井住友海上火災保険の海外駐在手当

三井住友海上火災保険の年収を大きく引き上げるのが海外駐在手当です。主に以下の海外駐在手当が存在します。

三井住友海上火災保険の海外駐在手当

海外勤務手当
家賃等補助手当
教育費用手当
危険地域手当
その他手当

海外勤務手当

三井住友海上火災保険では現地給与は現地通貨で支払われ、それに加え現地と日本との物価差に応じた海外勤務手当が支払われます。

家賃等補助手当

三井住友海上火災保険では現地の住居費を可能な限り会社が負担します。

教育費用手当

家族帯同で駐在する場合、三井住友海上火災保険が学費を全負担します。駐在員の子どもはインターナショナルスクールに通うことが多いので、200~300万円/年程が支給されることになります。

危険地域手当

アフリカ、南米等危険を伴う赴任をする場合は30~60万円/月程の危険地域手当が支給されます。新興国か先進国、どちらに駐在するかによって生活や貯金額が大きく変わってきます。新興国に駐在し貯金に勤しめば、帰国するまでに数千万円の資産を築くことも可能です。

三井住友海上火災保険の福利厚生

三井住友海上火災保険の福利厚生は公式HPによると以下の通りです。日系大手企業なので、福利厚生は非常に手厚いです。額面年収以上に、日々の生活をサポートしてくれる制度が沢山あります。例えば、独身寮・社宅制度は若手社会人にとって非常に役立つ福利厚生となっています。

独身寮・社宅
厚生施設
クラブ活動
社員持株会制度
財形貯蓄制度
企業年金制度

三井住友海上火災保険の採用大学

三井住友海上火災保険の2022年度の採用大学実績は以下の通りです(ダイアモンドより)。上位大学出身の社員を採用しており、非常にレベルの高い組織と言えます。

順位	大学名	就職者数
1位	慶應義塾大	29人
2位	早稲田大	13人
3位	明治大	11人
4位	立教大	10人
5位	同志社大	8人
6位	青山学院大	7人
7位	関西学院大	6人
8位	千葉大、上智大、中央大	5人